閲覧モードが4種!
(2018.5.12リライト)
こんにちは。
マンガ★ゲット残党の蛸です。
ええと。
冒頭から、なんですが。
そして前回の記事でも述べましたが。
無料のアマチュア漫画投稿・閲覧サイト の先駆け
であった
マンガ★ゲット
は
2017年6月30日にサービス終了
しております。
1. 閲覧画面のイロイロ
さて。
今回の記事は、ゲットの特長のひとつ
4種類もあった閲覧モード
が、どんなものだったか? を 述べます。
◆閲覧モード 選択ウィンドの画像
ところで。
閲覧モードを説明するその前に、まず。
ゲットでの画面の出し方・表示の切り替えについて
を述べます。
って
これらは細かい事ですが…そして、今さらですが。
って。
ホント、今さらですが。
本当に、消えてしまったのが惜しい。
SNSとしての存続が不可だったのは仕方ないとして。
せめて、作品群だけでも
アーカイブとして残すことはできなかったのだろうか…?
2. 閲覧モード4種:それぞれの見え方
123Smiles氏の『白翼』を 見本として使わせていただきます。
◆123Smiles氏『白翼 hakuyoku』
なぜこの作品かというと、現在も他サイトで閲覧が可能だからです。
許可下さり有難う御座います。
(ちなみに、以下の例示画像はハメコミ合成で作ったものです…ゲット終了後に記事を作成したもので)
2-1. フルページモード
ページが、上下いっぱいの表示となります。作品画像が、画面内に収まって表示されます。
※ゲットの閲覧画面・復元イメージ(説明のために作った合成画像です)。
1ページづつの表示になります。
クリックすると、次ページにパッと切り替わります。
ところで これは、
「フルスクリーン表示」ではない ゲットの画面です。
◆他の無料投稿・閲覧サイトでいうと、以下が類似・該当しますね。
◇マンガ図書館Z
※作品によっては、これに相当するのが以下のサイト。
◇マンガボックスインディーズ
◇LINEマンガインディーズ など
余談ですが…
他サイトでの見え方の見本とすべく、キャプチャした画像を加工して貼ってます。
より良い見本となるものを探したのですが…よさげなものがなかなか見つからず。
そして。
ゲットでおなじみの作品・作家氏のものを、いくつも見かけました。
連絡を取って了承を得てから、作家名・作品名も出して例示したかったところですが。
ブログの記事上では画像が小さくなって、ほとんど見えなくなってしまうので…
今まで交流のない作家氏にソレをやるのは、あまりに失礼かと。
で。
当方と交流があり、画像使用OKを頂くことができた作家氏3名様に、ご協力いただきました。
別記事で画像使用OKを頂いているお二方の
123Smiles様、岡崎統久様。
今回の記事のためにお願いしたカサネビキッカ様。
ありがとうございます。
申し訳ない&もったいないことです。
では、
ゲットでの閲覧表示のコトに戻りますが。
「フルスクリーン表示」だと、見開きになります。
※ゲットの閲覧画面イメージ
「片面おこし」の作品の場合は、このように1ページ目のみで始まります。
2ページ目以降がこのように。
(作家が「見開き」設定している場合のみ。これをやっていないと、片面のままです)
…って、細かいコトですが。
見開きページ単位の構成を鑑賞するには、このモードですわな。
◆他の無料投稿・閲覧サイトでいうと…結構ありますね。多数派です。
◇コミカワ インディーズ
(横移動で、次の見開き2ページがするっと出てくる)
◆岡崎統久氏『DARK GRAVE』
他にも
◇アルファポリス・投稿Web漫画
◇マンガごっちゃ(ページをめくる感じ)
◇マンガonWeb(ページをめくる感じ)
◇少年ジャンプルーキー(横移動で、次の画面がパッと出る)
など
※作品によってはこれに相当するのが以下サイト。
◇レジまぐ
◇マンガボックスインディーズ
◇LINEマンガインディーズ(基本的には見開きらしい)
など
2-2. ワイドページモード
1ページが、左右いっぱいの表示となります。
上下スクロールで画面が動きます。
◆これも、他サイトでそこそこありますね。準多数派というか。
◇漫画ハック
◆123Smiles氏『白翼』
他にも
◇ニコニコ静画
◇エブリスタ
◇pixiv
◇新都社 など
※作品によってはこれに相当するのが以下サイト。
◇マンガボックスインディーズ
◇少年ジャンプルーキー
◇レジまぐ
◇comicoチャレンジ など
2-3. コマロールモード
コマ(大抵は1コマ)が、左右いっぱいの表示となります。
上下スクロールで画面が動きます。
一つづつ絵をじっくり見るのには、このモードが最適でしょう。
また、「上から下へ」の動き・流れ・連なりを表現するに効果があります。
「落下」や「振り下ろす動作」。
作品によって「滴り落ちる」「顛末が語られてゆく感」…なども。
これは、スマホ向きに特化された閲覧モードだろうと思います。
需要はあるでしょうけど、紙媒体の単行本化とかには厄介なものもありそうですね。
◆他の無料投稿・閲覧サイトでいうと
◇comicoチャレンジでの、多くの作品がこれにあたりますね。
◆カサネビキッカ氏 『それでは灯りを消しましょう。』
これは儂のノートPCで、画面表示を33%にしたものです。
100%表示なら、これらの絵・セリフが、ウィンド外から。
ずるずる~っと連なって見えてくるわけです。
2-4. コマアニメモード
さて、お待ちかね~(儂が)。
まず、最初に現れるのがこの画面です。
※ゲットの閲覧画面イメージ
クリックすると、絵がずれて動きます。
で、
またクリックすると、次の画面が出ます。
さて 次の画面では。
3コマ目の一部、少女の横顔だけが見えます。
クリックすると絵が動いて
セリフが出てきます。
元の絵では、一目でコマ全体を見ることができてしまいます。
クリックするまでは少女の顔しか見えない。
クリックしてから、セリフが現れる。
この閲覧モードがもたらす、読感。
まぁ、ここはさりげないシーンですので…そう大袈裟でもないか。
この次の2コマは、フツーの表示です。1つづつ単独で、最初から丸々見えます。
動きナシです。
コマアニメモードなのに、動かさない。
で、その次のコマはまた 部分だけが見える。
クリックすると絵が動き、隠れていた部分が出てくる。
動かないコマと、動くコマ。 その緩急。
これらの動きや絵・コマの切り分け方は、作者氏が設定しています。
このページは、このように切って、動き(向き・速度)など設定をしていたと思われます。
ところで。
この作品は、
コマアニメモードで閲覧しつつ録画したもの が、残っております。
◇youtube ◆123Smiles氏『白翼』
が。
ゲットでの コマアニメモード閲覧 は、「クリックして動かす」ものでした。
読者が、自分のペースで読み進め、止めたり戻ったりできたのです。
自由な操作性での「コマごとに動く漫画」鑑賞。
なんて贅沢だったことでしょう。
これは、他の無料閲覧サイトでいうと…。
あったら、どなたか教えてくざさい
今回の記事は、動画サイトのを見つつ例示の画像を作ったのですが。
なんか、しみじみしてしまいました。
もっと、深い読感があったのですよ…マンガ★ゲットのものでは。
にしても。
一つのサイトで。
ユーザが 好きなモードを
選んで、閲覧できた。
という贅沢さを
想像して頂けたらと思います。
ところで、細かいコトですが…。
この記事のコンテ段階で、ゲット仲間の某氏にチェックをお願いしました。
で、以下、ツイッタのダイレクトメッセージでご教授を頂きまして。
いや~。
存じませなんだ…携帯電話での、ゲットの閲覧事情。
本当に、素晴らしいサイトでした。
謝辞
今回の記事で画像を使わせて頂きました。
◆123Smiles様
◇漫画ハック:https://mangahack.com/users/27414/comics
◆岡崎統久様
◇個人サイト:ROUTE109
◆カサネビキッカ様
(この作家氏のアイコン画像ですが。他にも数種あって、
それらは皆ラブリー♡だったのに…コレしか保存してなかったのです蛸)
◇COMICO:http://www.comico.jp/user/1914829904/article/
皆様、使用許可下さり有難う御座います。
また、某氏にはアドバイスを頂きました。助かりました。有難うございます。
今回の記事は、以上です。
次回の記事は、
カテゴリ1:➋コマアニメモード補足・「コマ割りエディタ」
です。
コマアニメモードで、あのように見せるための編集は、どのようにしていたのか?
ちょっとマニアックかもですが。
でわ。
礼。